6日の夜に、新管理画面に入れるようになりました
Yahoo!リスティング広告は、ビジネスマネージャーからクライアントセンターにアクセスすると、Ver3の管理画面にアクセスされるようになりました(全てのアカウントが適用されたかどうかは、わかりませんが)。
ですが、子IDはログインできない?今掲載されている内容は新・旧管理画面どっちの内容?設定変更はどっちの画面でやったらいいの?などなど非常にややこしくわかりづらい状況です。
一応、サポート窓口に聞いていた内容と、実際に操作してみてわかったこと、注意したほうがいいことなど、現時点でわかったことを取り急ぎまとめましたので、ご参考下さい。
※あくまで、この記事を書いた時点で確認している内容です。
※下記、「旧管理画面」というのは、正確には「現管理画面」のことです。はっきりわけるため、「旧管理画面」と呼びます。
注意したほうがいいこと
- 子IDでは、そのままでは管理面にアクセスできない。親IDでログインして子IDへ権限付与が必要。
- 7日0:00現在、旧管理画面の内容が掲載されている(ソース:サポート窓口|目視でも確認)。
- 旧管理画面には、ビジネスマネージャーログイン>スポンサードサーチ>ツール>旧管理画面でログインできる。
- 旧スポンサードサーチログイン画面からの直接ログインもまだできる。
- 7日0:00以降、旧管理画面で変更した内容は、新管理画面には反映されていない。
- 10日以降は、新管理画面の内容で掲載される(ソース:サポート窓口)ため、7日〜9日のうちに旧管理画面に変更を加える場合は、同じ変更を新管理画面にも反映させたほうがいいと思われる。
- キャンペーン管理画面、デフォルトではコンバージョンが表示されていない。「表示項目」の編集で設定必要(AdWordsと同様)。
- インポート用CSVはフォーマットが変わっている。
- エディター的なものは見当たらない。
- 以前同様キャンペーンIDや、広告グループID、キーワードID、広告IDがある。
- 配信先除外設定は見当たらない。
- 対象外ワードは、フレーズ一致で移行されている。
- 品質インデックスは、キーワード単位でつけられている。
- キャンペーン画面で、任意の指標でグラフ表示できる!(AdWordsと同様)
- 検索クエリが確認できるし、対象外設定もすぐにできる!(AdWordsと同様)
- インプレッション損失率が確認できる!(AdWordsと同様)
- 入札単価の設定は余計な予測値算出なくてさっさとできて早い!(AdWordsと同様)
- 地域配信の設定がなんだかやりやすい!
- 曜日、時間帯指定配信もなんだかやりやすい!
- アナウンス通り、コンバージョンは複数測定できる!
- 広告プレビューツールがある(まだアクセスできないみたいだけど)。
- キャンペーン画面、レポートの並びを設定できる(AdWordsと同様)。
- レポートは、フォーマットを自分で作れて自由度が高そうな様子(以前のAdWordsの「レポート」タブにかなり近い)。
嬉しいこと
基本的には、やはりGoogleアドワーズに近しい形になり、慣れればとっても扱いやすいシステムとなっていそうです。
これはかなり期待できそうな感じですが、個人的に心配なのは配信先除外設定ができないこと…。
ここ最近では悪質なサイトが少なくなってきていますし、Googleのシステムということは不正を検出する精度は高いはずですから、以前ほど心配する必要はないと思います。
ただ、ネットカフェのポータル、ポイント系など、不正でも悪質でもないけど明らかに低質なところはあるわけで、このあたり、どういった状況になるかは監視していきたいと思っています。
配信先を確認できるレポートは見当たらないので、別途解析ツールで確認しようと思います。
とりあえず以上、あくまで速報ですのであしからず。
すでに事前ポータルなどでアナウンスされていた内容も含まれていると思います。