こんにちはおはようございます、英語はオーケーとサンキューくらいしか発言出来ない小西です。
太平洋標準時間10月1日〜10月4日、サンノゼの会場やGoogle本社で行われたTCサミット(トップコントリビューターサミット)に参加してきました。
英語は2語くらいしか発言出来ないのに行っていいものなのか、そもそもちゃんと飛行機乗れるのかと悩んだものですが、Googleのみなさんの親切なサポートもあり、とても貴重な日々を過ごすことが出来ました。ありがとうございます。
何のためのサミットかというと
トップコントリビューターとは、Googleの各プロダクトのヘルプフォーラムにおいて、Googleが認めた、他のユーザーの疑問や課題を多く解決したり、質の高い回答をしている人達、トップレベルユーザーと呼ばれる人達のことです。
大まかに申し上げますと。Googleが世界中のトップレベルユーザーを招待して、Googleや各国のトップレベルユーザー同士で情報共有したり交流したりするというのが、TCサミットというものです。
世界中のトップレベルユーザー500人以上を招待し、日本からは7人(うちアドワーズトップレベルユーザーが4人)参加したようです。
僕ももちろんトップレベルユーザーだから今回渡米したのですが、小西お前最近あんまり回答してないじゃないかという突っ込みは受け付けます。がんばれ鳴海さん。
改めて感じた、Googleの強さ
何かしらの商品、サービスを提供している会社は、自社のサービスが使われ、販売されるために、各社様々な販売戦略やサポート体制を組みます。日本の一般的な広告媒体社であれば代理店販売をしたり、販売後のサポートをしたりします。しっかり売り込みもします。
しかしGoogleは、他と比べると確実に、売り込まないですし、誰かに売ってもらおうと頑張らないです。良くも悪くもとにかく売れればいいとは考えていなく、発生し得る問題もとにかく解決したらいいとは考えていない、そしてそれが他社より強いと感じます。どちらも、ある意味自然発生的に進行するような仕組み作りを考えている、といえばいいでしょうか。何より他と特に違うところは、ユーザー自身や、ユーザー同士で解決していく仕組み作りにかける力が大きいかと。
もちろん実際にはGoogle自身もきちんとユーザーのサポートをしています。日本でもサポートチームの対応はここ数年で大きく改善したと感じている人はたくさんいらっしゃるかと思います。Googleはそれに加えて、ユーザー同士が議論したり、疑問を解決したり場を作っていますし、その場の中で特に良い影響力を持つ人へのサポートにも力を入れています。今回のサミットもその一環と言えると思います。どんなに良い広告サービスも、上手に使われてこそです。もし、提供会社がとにかく手厚いサービスをすることで、ユーザー自身のスキルが上がらなくなるのであれば、その広告の価値も最大化されなくなるのではないでしょうか。
どんな企業にとっても必ず上手くいく考え方、体制であるとは言えませんが、これだけの世界的企業となったGoogleの躍進を見れば、企業があるべき一つの姿を示しているということだけは言い切れるでしょう。
ちなみに、一部の代理店、一部の業者の人からは「詳しい広告主はめんどくさい。知識のない広告主だとやりやすい。」という話を聞くことがありますが、僕は全くそう思いません。広告主さんを僕に依存させてしまうのはビジネス上有利なところもあるかと思いますが、本当の意味でお互い成功は得られないと考えています。
ということでこの辺もちょっと似た話なんじゃないかなと思うのですが、あまりいろいろ書くと誰かに殺されそうなので、この辺でオーケーセンキューアイシーユー。
アドワーズ公式ヘルプフォーラムもご利用ください
ここ数年でリスティング広告のことを相談、議論出来る場、情報収集出来る場は増えたと思います。手前味噌ですがSEMカフェやLICもあります。アドワーズ公式ヘルプフォーラムも、トップレベルユーザーだけでなく、他にもとっても良い回答をされている方が増えました。
どなたかの役に立ちたい運用者が力を発揮出来る場でもあります。様々なコミュニテイと合わせて、ぜひアドワーズ公式ヘルプフォーラムもご利用ください。