エンハンストキャンペーンを否定することはAdWords運用者としての退化につながります

なくなかなか突然にリリースされたエンハンストキャンペーン、右往左往しようと思ったのですがここ数年のAdWordsやGoogleアナリティクスの変化にすっかり慣れたために、これだけ大きな変化にびっくりしなかったことを、悩んだほうがいいのか、悩まくていいのか、を悩んでいる小西です。こんにちは。

個人的には基本的に超期待しているのですが、なかなかネガティブな意見も多いようです。
GoogleAdWordsラボ – エンハンストキャンペーンに対し批判が殺到中?
英語読めないけど鷲見さんがそう言ってるんだからそういう意見も多いんだろう…。

 
実際、スマホのみに配信するキャンペーン作れなくなりますとか、地域設定がPCとスマホ同じになっちゃうなんてスマホの地域判別精度怖いんですけどとか、確かにいろいろ不安に思うところはあります。
(スマホ専用キャンペーンは作れると思っている方いますが、作れません。管理画面の表記の仕方が悪いのでそう見えるのですが出来ないんです。)
特に、入札単価が全体で上がるだろう、Google儲けに走っただろ、といったところが、不安を大きくする要素じゃないかなとも思います。

 
ただ、これは否定するとか肯定するとかいう次元の話ではないです。
今回の流れがどういうことなのかきちんと理解しなかったり、ただ否定しているだけだとそれこそオーバーチュアに品質の概念が導入されたときにそれを否定し続けた人のように、化石のようなAdWords運用者になっていくことでしょう。

 

エンハンストなんて入り口です。

詳しいことを書くと長くなりすぎるので思いっきりかいつまみますが、Googleは、マルチスクリーン(マルチデバイスと言ってもいい)時代のための理想的なプラットフォームを考えています。
マルチスクリーン、マルチデバイスであること自体が重要なのではなく、デジタルデバイスを複数使いこなす、というユーザーの生活様式の変化が重要なのです。
正直これを考えると、従来のAdWordsの仕組みでは捉えきれなくなるので、どう考えても仕組みの変化は必要です。それが、ひとまず今回のエンハンストキャンペーンという形で現れただけ、といっても過言ではありません。
今後の具体的な流れまで正直存じ上げていませんが、AdWordsはさらに変わっていくでしょう。今年が終わるころにはもっともっと変わっていくのではないかと思います。
PCとスマホが同一キャンペーンで管理出来るようになった、それは良いことだとか悪いことだとか、そういう次元の話ではないということです。

 

じゃぁ実際どうなっていくのかというと、

よくわかりませんこれから細かいところはどんどんリリースされていくかと思います。特にローカルビジネス、実店鋪のあるビジネスなどは大きな影響が出てくることでしょう。
ここは話せば長くなるのと、僕も正直完全に把握しているわけではありません。

 
ただ、デバイスの多様化、生活様式の変化により、AdWordsが変わっていく、エンハンストキャンペーンはその入り口でしかないということだけを認識していただきたく、この記事を書きました。

 

とりあえずどうすればいいのかというと、

まだ、強制的にエンハンストキャンペーンに切り替わるには期間に余裕があります。
とりあえずそう焦ることはないです。
ですが自動で切り替わるのを待つのはよくありません。一応エンハンストキャンペーンに合わせた設定が出来るのが理想です。
手動で切替えていきましょう。
手動で切り替えていくには、まずエンハンスト用の設定を考えなければいけませんし、そのための知識もつけなければいけません。
Googleもこれは出来るだけサポート出来るように、今いろいろ準備してくれていますし、SEMカフェでもそのための情報発信と、勉強会をしていく予定です。
どれか試していいキャンペーンがあるならとりあえずやってみてもいいかと思います。
どうせ今後さらにいろいろ対応するべきことが出てきますが、ひとまず現時点でのエンハンストキャンペーンはそう複雑な仕組みでもありません。

 
ちなみに、拡張CPCとコンバージョンオプティマイザーのこともきちんと知っておいたほうがいい状況になっていくでしょう。

 

結局これまでもGoogleは大きな間違いを犯してきましたか?

繰り返し申しますが、品質という概念だって否定する人はいたわけで、検索エンジンの収益を上げることにもつながったわけですが、ユーザーの満足度も上がったわけです。
企業が儲けに走ったように見えると反射的に反発することはありますが、それはGoogleでも当てはまりますでしょうか?Googleが儲けに走るとき、結果、大多数のユーザーや企業が不幸になったでしょうか?

 
地域判別がしづらいという日本のインフラ事情だったり、Yahoo!という大きなプラットフォームがある中でクロスして見ていってもどれだけ確かな情報を取得出来るのかということだったり、課題はたくさん見受けられますが、Googleが作り出す未来は明るいと僕は信じています。

 

 
以上、久しぶりにGoogleアドワーズトップレベルユーザーらしいことをしたけど現実的には目の前のタスクに追われていて昼飯をサブウェイで買ってきてもらって食べようとしている他力本願な小西でした。

 
※参考リンク
AdWords公式ブログ – マルチスクリーン化を捉えた AdWords の機能強化

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